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本好きへの100の質問<41~60>

041. 本は内容を先に読む方ですか、それとも、あとがきから読む方ですか?

  以前はあとがきを先に読むことが理解出来なかったが、最近は、本文を読み進めていくうちに疑問を感じて
  ついついあとがきでチェックをしてしまう。そうでないと「この本はなんなのだ?」と疑問を感じたまま
  読まねばならないので、集中できない。

042. 読みたいのに読めない本はありますか? その理由は。

  漢文の本がすらすら読めたらいいだろうなあ……。

043. ノンフィクション作品のおすすめを教えてください。

  その前に「ノンフィクション」の定義がわからない。非虚構という意味でいいのならお気に入りはたくさんある。
  でも、ノンフィクションとして連想するのは、自分の場合はルポルタージュや人生記なので。
  そういうものはほとんど読まない。

044. あなたの好きな恋愛小説を教えてください。

  恋愛小説を読んできただろうか……?「ジェイン・エア」を恋愛小説といっていいのだろうか?
  あ、こないだ読んだ「タマリンドの木」の恋愛関係は(ベタながら)可愛かった。安易だが。

045. 泣けてしまった本を教えてください。

  たくさんありすぎて挙げられぬ。何でも泣く。

046. 読んでいるだけで、アドレナリンが分泌されてくるような本は?

  アドレナリンと読書は結びつかない気がする。

047. もう2度と読みたくない本は、ありますか?

  森博嗣作品。篠田秀幸作品。田中芳樹はずっと好きだったんだけど、「夜光曲」という新作があまりにも
  クダラなくて、それを読んでからというもの以前の本にも手が伸びない……

048. 良くも悪くも「やられた!」と思った本はありますか?

  「あっ!」と言わされた本は、後にも先にも「占星術殺人事件」(島田荘司)のみ。
  「ロートレック荘殺人事件」……は、あっ!というより、ぐっ……という類だからなあ。嫌いじゃないけど。
  悪い意味で「やられた!」というのはどういう状況なのだろうか。ちょっと想像しづらい。
  「やらかしたなー」と思うのは多いが。
  
049. 読む前と読後感が違っていた(食わず嫌いだった)本は?

  食わず嫌いで読後感が違っていたと気づくためには、大前提としてそれを読まなければならないと思うのだが、
  面白くなさそうだと思う本を、どうすれば読む気になるのか訊きたいところだ。
  この世に本は数え切れないほどあって、人生は有限なのに。

  それはともかく、食わず嫌いだった本は「赤毛のアン」シリーズ。
  「どーせ少女小説でしょ~」と思っていて(当時小学六年)食指が動かなかったが、
  友達に無理矢理読まされた結果、はまってしまった。屈辱を感じつつ全10巻を次々に借りた思い出が。
  今でも好き♪特に二巻目以降が好きだなあ。

050. 子供にプレゼントしたい本のタイトルを教えてください。

  佐藤さとる「コロボックルシリーズ」
  モンゴメリ「赤毛のアンシリーズ」

051. お気に入りの出版社と、その理由を教えてください。

  吉川弘文館。おお、これこれ。という本を出してくれる。

052. それでは苦手な出版社は? その理由を教えてください。

  角川。主に文庫の話だが、ラインナップがいまいちなのと、あの薄さが許せない。
  文庫はある程度厚みがなきゃイヤだ!400ページくらいがベスト。あまり厚くても面倒だが。
  塩野七生「ローマ人の物語」、文庫になるのを楽しみに(単行本読むのも我慢)していたのだが、
  あの薄さが嫌いで、買う気になれない。不幸だ。

053. この本で読書感想文を書いた、という記憶に残っている本はありますか? あれば、そのタイトルは?

  作家論をでっち上げねばならなくなったことがあって、その時選んだのは北杜夫。
  特にお気に入りではなかったけれど、諸々の事情により。
  内容的に良い物は書けなかったが、その過程で全集が読めたから良かった。
  そうでなければ「楡家の人々」なんて一生読まなかっただろうから。

054. 装丁が気に入っている本を教えてください。

  装丁の魅力に感動して買ってしまったのが、
  「ほのぼの妖精 レプラコーンの仲間たち」(ニアル・マクナマラ)
  表紙のふかふか感がツボ。中身にも相当凝っている。フォントとか。訳者も井辻朱美だし。
  愛情をたっぷり注がれて作られた本。

055. あなたは漫画が好きですか?

  面白いものは読む。が、面白いものを自分で探そうとは思わない。

056. お気にいりの漫画家ベスト5と、好きな作品について教えてください。

  漫画家というより作品が好きというタイプなので、漫画家としては挙げにくい。作品名のみ。
  
  「小さなお茶会」(猫十字社):これは大好き。揺るがない。
  「動物のお医者さん」(佐々木倫子):周知の面白さ。
  「ここはグリーン・ウッド」(那州雪絵):自然体の魅力かな。
  「花よりも花のごとく」(成田美名子):正直今ひとつパワー不足か……が、下調べが綿密で知識が増える。
  うーん、この後はどんぐりの背比べだが。
  「月光」(那州雪絵)か。:けっこうしっかりファンタジーだが、肩の力が抜けているのがいい。
  
  057. サイン本を持っていますか?(タイトルと作家名は?)

  ない。

058. 持っているのを自慢したい。そんな本はありますか?

  「日本語大シソーラス」(山口翼)労作。

059. 東・西・南・北……漢字を選んで、浮かんだ本のタイトルを書いてください(実在する書名に限ります)。

  「上海の西、デリーの東」(素樹文生)未読だが……
  「西の魔女が死んだ」(梨木香歩)良作。泣ける。お薦め。
  「霊長類、南へ」(筒井康隆)読んだのははるか昔……
  「北の夕鶴2/3の殺人」(島田荘司)そのうち読む。

060. 短編小説集を買ったら、全部読みますか? それとも、その中から気に入った作品しか読みませんか?

  面白くなさそうな短編を避けて読むというのならわかるが、気に入った短編だけを選んで読むのは、
  本好きには不可能なことではないだろうか?

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