【こういうジャンルは苦手ですから。】
じゃあ何で見に行ったのかといえば、6月末までに消費しなければならないチケットが
4枚残っていたから……。本人的には苦渋の選択。
ドロドロ愛憎劇なんて、一番キョーミない分野なのになあ。
でも、ちょっと見たいな、という役者が揃っていたので。
クライブ・オーウェン(アーサー王も嫌いではなかったけど、やはりグリーン・フィンガーズ)
ナタリー・ポートマン(アミダラさま。凄さはレオンの方だけれども)
ジュリア・ロバーツ(ノッティング・ヒルとエリン・ブロコヴィッチはかなり好きだったけど、
オーシャンズ11の時の姿勢の悪さに激しく幻滅。今は微妙)
ジュード・ロウ(……ダレ?コレ。有名なんだろうけどしらなーい)
始まってすぐ「舞台がロンドンじゃん!」と気付いて多少テンションが上がる。
いろんな人のネームプレートがある小さな広場は、いかにもという感じで好き。
ま、その他にあんまりそれっぽいところは出て来なかったが。
ひょっして屋内セットはアメリカで撮ったりしたのかな。
話が嫌いだから、どうも褒めるところを見つける熱意がない……
だってほとんど誰にも感情移入できないしー。
一番マシなナタリー・ポートマンだって、程度を越して刹那的なのでねえ。
最も納得出来ないのはジュリア・ロバーツだろうか。その時点でジュード・ロウのダメさ加減が
鼻についてるので、彼に彼女が惹かれた理由が納得出来ないんだよな。
しかしシーンとしては、
ジュリア・ロバーツのスタジオの雰囲気
クライブ・オーウェンの水族館でのものすごくイヤらしい顔
(ストイックなイメージがあるので、あんな顔をするのにとても驚いた)
ナタリー・ポートマンのお仕事中(プロだね!)
が良かったかな。
元々は舞台劇らしいが、どうなんだろう、舞台だともう少し説得力もあるんだろうか。
とにかくこの脚本では「だから何?」感が拭えない。
あ、でも脚本で唯一気に入っている部分は最後の最後。あれだけは面白かった。
まあ役者の顔を眺めている分には腹も立たない、というようなところかな。美男美女だし。
そんな程度。他人には薦めない。まあ嫌いなジャンルを見に行ったんだから仕方ないんだけれども。
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